仕上がりへの想い

金・銀・銅・ブロンズ・真鍮・鉄…

弊社では、どんなお客様でも知っているような金属を使って作品を鋳造しております。
また、ブロンズ像の台座などは自然石、大理石を使用し、楯や額などは天然木の無垢材を使用しています。

金は古代より高価なもので、限られた作品や商品に使用されてきました。
王様や、時の権力者が宝飾品として何かを着飾る時も、金が使われていました。
そして、裕福な一般庶民にも徐々に流通するようになりましたが、50年ぐらい前は、女の人の首を飾っていた金の鎖は、目に見えるかどうかの細い細い鎖でした。
そのことからも、大変貴重な金属だったことがわかります。
今でも勿論、貴重な金属であることには変わりはありません。

銀は、装飾品として加工がしやすく、また表面処理でもいろいろな色が表現できるので重宝されました。
しかし、宝飾品以外の用途もありました。銀の食器は毒を入れると変色するため、器やフォーク、スプーンとして拡がったという説もあるほどです。
西洋はもちろん、中国でもそうだったようです。
銀という金属は、昔は日本もかなりの生産地で銀山から出た銀は輸出されていたそうです。
そんなことからも、日本人に親しまれている金属で、杯や装身具などでも広く使われております。

銅は、ほかの金属と比べて特殊です。
銅自体が持っている特性のひとつなのですが、さまざまな色に変色するということです。赤はもちろん、黄にも、黒にも、青にも、緑にも、茶にも。まさに七変化です。
そんな意味からも、オリジナル製品製作の弊社は、この銅を多用し、様々な商品を鋳造しております。

他社様が真似できない仕上がりを目指して…

鋳造が出来る会社はどこにでもあります。
そこで弊社の場合は、デザインと原型制作に力を入れているのはもちろんの事、仕上がりに特色を持ち、多くのお客様から支持されております。
金属のもつ特性を十分理解し、それをうまく利用し、それぞれの作品に合わせて調整していきます。
同じ作品を、金や銀や銅といったそれぞれ別々の金属で仕上げを施すと、イメージが全く違った作品になります。

そのような観点から、アーティストの皆様への作品造りのアドヴァイス。
また、クライアント様へ的確な仕上げのご提案をさせて頂いております。
仕上げで良くも悪くもなり、特に似合う着色が、その作品にとって一番大切なことと思って仕事をしています。

加工では、細かいところでたくさんの作業を入れて、仕上がりに拘っております。
見えない部分にまで手間暇を加え、他社様が真似できない仕上がりを追求しております。

仕上がりには徹底的に拘りをもっています。

ブロンズ像やレリーフなど、メダルなど、そのまま裸でお客様にお渡しすることは殆どありません。

トロフィーやブロンズ像の場合は、やはり台座が必要となります。
作品・商品、それぞれ適材のサイズ、色、素材をご提案し、付加価値をつけていきます。
また、表彰楯やレリーフ額の場合も、その作品・商品にあったものを一つから造り、取り付けをしています。
作品や商品に取り付けるプレートにも、かなり拘っております。
メダルやアクセサリーの場合も、市販のプラスチックケースに入れることなどはせず、それぞれ専用のケースや箱を造っています。

この様に、仕上がりに対しては、どの部分をとっても徹底的に拘りをもって、作品造りに励んでおります。

You Tubeで「日本金属工芸研究所の想い」動画をご覧いただけます。
http://youtu.be/rzICYudbYNo
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4つの想い

付加価値が付いた記念品は、授賞に対する重さが感じられるはず。表彰、芸術に対する弊社の想いを掲載しています。

製作風景(電気鋳造)

企画・デザインから製造、装丁まで、お客さまのご希望のものが形になるまでの一連の流れについて説明しています。

ギャラリー

オリジナル表彰盾やトロフィー、ブロンズ像、表彰記念品など、弊社自慢の納品実績を掲載しております。

事業内容

弊社では、一点一点真心を込めてレリーフ額や表彰楯、胸像や肖像レリーフなどの彫刻作品を製作しております。