表彰記念品「たかが記念品、されど記念品」
弊社が企画製造する際に求める「表彰記念品」の解釈には、さまざまなケースが存在します。
たとえば、授賞式などの場面では、華やかな演出とともに、見栄えの良い表彰盾(表彰楯)や高級感のある記念品が必要です。
特に、単なる記念品ではなく"付加価値"があるものを受け取ることで、その賞の重みや価値がより深く実感されるものと考えます。
では、企業内での優秀社員表彰や社長賞、さらには勤続記念や功労表彰といった場面ではどうでしょうか。
近年では、これらの表彰も表彰状と金一封だけで済まされる傾向が続いており、記念品が省略されることも珍しくありません。
しかし、見方を変えれば、お金は一時的な喜びに過ぎず、形として何も残りません。
家に持ち帰っても、その喜びは一瞬で、数ヶ月、数年後には忘れ去られてしまいます。
それであれば、まだブランド品の時計やバッグといった物の方が、記憶に残る分、価値があるかもしれません。
とはいえ、そうした物品も時代に合わなければ使用されることは少なく、結局は引き出しの奥にしまわれてしまうことが多いのが現実です。
一方で、名入れや功績が刻まれた表彰盾(表彰楯)や、高品質で長く残る表彰記念品であればどうでしょうか。
いや、高品質でなくても形として残る表彰記念品であれば・・・。
それは、受賞者が一生懸命に働いた証として、家族の目に触れる場所に飾られ、子どもにとっては父母の努力の象徴となります。
さらに、年月が経ったときには、孫がその表彰楯を見て「祖父母は立派な功績を残した人だったのだ」と誇りに思うきっかけにもなり得るのです。
このように考えると、「表彰記念品」は単なる贈り物ではなく、個人の努力と誇りを"形"として残す、非常に重要なアイテムであると言えるでしょう。
まさに、「たかが記念品、されど記念品」なのです。