メダルとアートメダルの違い
弊社ではどちらも取り扱っている「メダル」と「アートメダル」の違いはどういったところでしょうか。
メダル(Medal)とアートメダル(Art Medal)は、いずれも特定の出来事や人物、記念事業などを称えるために作られる小さな装飾品ですが、いくつかの違いがあります。
制作目的は様々ですが、メダルは一般的にスポーツ競技や軍事などの公的な行事や功績を称えるために作られます。
アートメダルは芸術作品としての性格が強く、美術や彫刻の分野での表現手法や美的な価値を追求するために作られます。
デザインと表現に対して、メダルはしばしばシンプルで、一般的には表面にイメージや文字が刻まれています。
アートメダルはより複雑なデザインや表現を追求し、彫刻や浮彫り、エングレービングなどの技法を駆使して、美的な芸術作品としての価値を高めることが特徴です。
制作にあたる背景と制作者(原型師、彫刻家、デザイナー)があります。メダルはしばしば公的機関やスポーツ団体などによって制作・発行されます。
アートメダルは個別の芸術家やメダリスト(メダル制作者)が制作し、自主的に販売や展示を行うことが一般的です。
アートメダルは芸術的な視点と独自性を追求するため、制作者の個性や芸術的な表現がより強く反映されます。
これらの要素によって、メダルとアートメダルは異なる目的や制作手法、制作者の背景を持つ装飾品となっています。
ただし、厳密な区別はない場合もあり、一部のメダルはアートメダルとしての要素を取り入れたデザインや表現を持つこともあります。
弊社では、それぞれの用途や目的に合わせ、自ら作品を生み出したり、原型制作者様の鋳造のお手伝いをしております。