日本金属工芸が考える表彰記念品とは・・・
2013年も夏季休暇の時期を迎えました。
長いお休みがあると、表彰記念品のリサーチにも熱が入ります。
他社のマネをするのではなく、美術記念品に特化した表彰記念品の探求を。
いつも申しておりますが、弊社が望む表彰記念品とは、それは、記念品と言うものはさしあげる方も、頂いた方も、どちらも満足する物を選ぶべきであるという事です。
これを軸として考えております。
表彰記念品、特に美術記念品という物を取り扱っている製造業者と致しまして、表彰と美術品を取り持つ事で記念品を華やかなもの、付加価値のあるものにしていければと思っております。
もちろん、世の中には様々な表彰制度に於いて表彰記念品と呼ばれるものが多々あります。
時計やブランド品を贈呈する事も、もちろん表彰記念品としては良く見られる光景です。
しかし、太古の昔から続く栄誉・功労・評価の証としてのメダルや表彰楯などの記念品は、本来お金の価値には変えられない物だったはずです。
残念ながらこの数十年で、現代社会はすべて物事をお金の価値で計ろうとする傾向にあります。
金一封は当たり前、商品券を表彰に使う事も当然の光景です。
でも、ここがポイントです。
金券でなくても、幾ら幾らの物だから価値があり、または、デザインした人の名前が有名だとか、作家商品だから将来価値が出て喜ばしい、など。
実は美術品自体が表彰というもの以前にそういった境遇の中にあります。
だから、あまりその部分の改善に努めるのではなく、ピュアな気持ちの表彰記念品製作を目指したい!
これが、弊社が望む表彰記念品の形なのです。