日本金属工芸研究所・活動ブログ

メダルとコイン

メダルというとコインを想像される方が多いと思う。

しかし当然のことながらコインとメダルはまったく違います。

コインはお金であり、つまり流通貨幣(硬貨)であります。

メダルはというと、それ自体はたとえ純金で製造されていようと、売り買いする市場で物を購入する事はできません。

大昔は金銀などはお金の代わりでしたから、あくまでも現代の話ですのであしからず。

コインはお金でありますから100円硬貨は100円の価値しかないのです。

と書くと、「では何故100円玉なのに珍しい年代だとかで高い物があるのでしょうか?」

それは俗に言うプレミアが付いているという価格であり、現在流通している貨幣の価値では100円は100円なのです。

ポイントは現在流通している貨幣であるというのが条件です。

どこかで見ましたが、日銀は確か戦後に発行された貨幣は、そのままの価値であるとか言う見識を持っていたと思います。

証明したいなら珍しい硬貨と思われる100円玉を銀行や郵便局に持っていって預けてください。

それで貯金しても100円がプラスされるだけです。

先日も、古い貨幣やコインがオークションにかけられ高い値で取引されていたニュースを見ました。

こういったことがあるのでメダルとコインをごちゃ混ぜにしてしまうんでしょう。

実際、コイン業者さんなどはメダルも取り扱っていますので。

ややこしいいですよね。




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